如月に
生まれしつぼみ
彩を成し
温もり香る
静花と咲く
早春にそっと咲いている、小さな花です。
梅や桜の影にあって、目立たぬように咲いている想いがしました。
新春の頃、つぼみが生まれ、まだまだ寒い頃にゆっくりと彩が育っているようです。
観梅のころ、足元にそっと咲いている、小さな花をみつけると、なにか嬉しい気持ちになります。
如月に
生まれしつぼみ
彩を成し
温もり香る
静花と咲く
早春にそっと咲いている、小さな花です。
梅や桜の影にあって、目立たぬように咲いている想いがしました。
新春の頃、つぼみが生まれ、まだまだ寒い頃にゆっくりと彩が育っているようです。
観梅のころ、足元にそっと咲いている、小さな花をみつけると、なにか嬉しい気持ちになります。
春すぎて夏来にけらし白妙の
ころもほすてふあまのかぐ山
小倉百人一首、第二番の歌です。
作は、持統天皇(645~702) 新古今集 巻3・夏に載っています。
この歌は、夏が来た様子を詠んだ、季節の歌です。
都から、天の香具山を眺めると、山肌の若葉に何か白い色が映っています。
あれは、神が干すと言われる白妙の衣のよう
今年も夏がやって来たとの思いを詠んだ歌です。
父の天智天皇に続き、とても波乱に満ちた生涯を送った女天皇でしたが、
晩年、都を藤原京に遷すと、そこからは、天の香具山の美しい姿が望めました。
爽やかな、夏の情景を詠んだ持統天皇の穏やかな心境が、この歌からうかがえます。
古寺に
紅葉散らして
冬どなり
室生の風は
今も昔も
一枚の写真から歌を作ろうとしていますが
なかなか決まりません。
この写真からは、もうすでに8歌ほど作りました。
どの歌も好きですが、まだ出来そうな気がして、、、です。
文法的にとか、表現的にとか、いろいろ悩みます。
でも、それが作歌の楽しみかもしれません。
ご意見をお待ちしています。